米コロナ対策の立役者ファウチ、証言拒否100回超で大荒れ公聴会
アメリカの元コロナ対策責任者アンソニー・ファウチが、上院公聴会でまさかの「第五修正(黙秘権)」を100回以上連発。あまりの光景に、議場は異様な空気に包まれた。
ファウチはパンデミック中に数百万の米国人の命を救ったと評価される一方、トランプ政権で首席医療顧問を務めた85歳の医師。しかし今回の公聴会では、弁護士の助言に従い、ほぼすべての質問を拒否。「目の前にあるのはフォルダーですか?」「カーペットの色は?」といった質問にも答えなかったというから、もはや茶番の領域だ。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 招集したのは、長年ファウチを追及してきた共和党のランド・ポール上院議員。ポールは「非常に現実的な確率で、彼は起訴され得る」と息巻き、議会侮辱罪での告発も示唆している。だが、実際に起訴に至るハードルは高い。民主党が過半数を握る本会議で60票を集める必要があり、成立は極めて困難と見られている。
ファウチ側は、この公聴会を「罠」と批判。民主党のマギー・ハッサン議員も「彼を陥れるために演出された」と非難した。あまりの怒号に、ファウチの弁護士が途中で退室させられる場面もあった。
背景には、新型コロナの起源問題がある。ポールはウイルスが武漢の研究所から流出した可能性を主張し、ファウチが証拠隠蔽したと訴える。しかし米情報機関内でも意見は割れており、FBIやCIAは「研究所由来」に傾く一方、WHOは「自然由来」を示唆。決着はついていない。
また、トランプ大統領はSNSでファウチを「クレイジー」と罵倒。しかし自身の政権時代、ワクチン開発プログラム「ワープ・スピード作戦」への貢献で表彰状を送っていたことは、もちろん触れない。
バイデン前大統領は2025年1月の退任前に、ファウチに予防的恩赦を与えている。ポールは「今回の証言は対象外」と主張するが、法的解釈は今後の裁判次第だ。
パンデミックの教訓を問うはずの場が、党派対立の道具と化した今回の騒動。「これがアメリカの政治の現実か」と呆れる声も少なくない。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 
今、あなたにオススメ