「Netflixが予算の代わりに彼氏を紹介してきた」女優の暴露ジョークが業界の闇を炙り出す
「Netflixに『予算は出せないけど、代わりに彼氏を紹介するよ』と言われたんです」——コメディアンで女優のメアリー・ベス・バローネが、『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』でこんなジョークを飛ばした。彼女が言うには、自身のスペシャル番組『Galaxy Brain』のマーケティング予算を増額してほしいと頼んだところ、Netflix側は「PR交際」をセッティングすると提案。3月にはニューヨーク・ニックスの試合をデートで観戦したという。
おかしいのは、業界の人間なら誰もが「ああ、あれね」とピンとくるからだ。実際、バローネと『エミリー・イン・パリ』のシェフ役で知られるルーカス・ブラーボは、カンヌ映画祭の期間中にホテルのバーで一緒にいるところを目撃され、ブラーボが彼女の背中を優しく撫でる映像も撮られている。『ピープル』誌はこれを「ロマンスの噂」と報じたが、バローネのジョークが本物なのかフェイクなのか、ますますわからなくなっている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon この「有名人同士が交際することで互いの知名度を上げる」という戦略は、業界では「ショーマンス」と呼ばれ、決して珍しい話ではない。ハリウッドの広報担当者ジャック・ケトソヤンは2019年、オーストラリアのポッドキャストでその仕組みを赤裸々に語っている。彼によると、目的はアルバムやコンサートの売上、あるいは映画の酷評を別の話題で埋めること。具体的な契約として、ある男性クライアントがレビューで酷評された映画を抱えていた時、女性と1年間の「交際契約」を結び、公開スケジュールに合わせて写真撮影や公の場への登場を設定。プロモーションが終われば互いに後腐れなく別れる、というものだ。
この取り決めの中心にあるのは「女性が一気に脇役から主役級にステップアップする」という現実。ケトソヤンはその点も認めている。
しかし、30年近くセレブジャーナリズムに携わってきた筆者から言わせると、ファンが想像するような「完全なやらせ交際」はそれほど多くない。むしろ、舞台裏の人間が「この二人を引き合わせれば互いにメリットがある」と判断してセッティングする、いわば「高度なお見合い」に近い。誰も台本を渡したりはしない。実際の時間は偽装ではなく、本物の感情が生まれることもある。
「偽物の関係」という言葉は、二人が何も感じていないふりをしているイメージを与えるが、実際は違う。本当に起きているのは、誰かが先にメリットを見抜いて二人を引き合わせ、彼らが自分の判断でそれを続けるか決める——というプロセスだ。これは普通の恋愛とさほど変わらない。あなたも、自分にとってプラスになる相手、安心できる相手を探すだろう?
そして、最近の事例で、筆者が「これは間違いなくプロモーション用だった」と確信したのが、パメラ・アンダーソンとリーアム・ニーソンの交際だ。2025年7月から12月までの約半年間、二人は『裸の銃を持つ男』リブート版の撮影で2024年春に出会い、プレミアムツアーが始まった7月には、そのケミストリーは演技とは思えないほど本物に見えた。アンダーソンは12月に「撮影後、短期間デートした」と認めたが、すでに関係は終わっていた。
本当の感情は確かにあった。しかし、それはプレミア前後のPDAや『トゥデイ』ショーでのキスシーンといった「プロモーションの道具」に使われ、自分たちのペースで育まれることはなかった。二人の間にあったリアルな感情は、メディアサイクルに飲み込まれてしまったのだ。
「PR交際」は、ファンが信じるほど頻繁でもなければ、完全な嘘でもない。それは、業界の都合と人間の感情が交差する、ちょっと居心地の悪い場所にある。
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