エジプトも巻き込まれた…米軍がイラン大規模空爆、報復応酬で中東戦争拡大
中東で停戦ムードが一瞬で吹き飛んだ。米軍がイラン国内の軍事拠点に対して大規模な空爆を実施。報復の応酬がエジプトやクウェートにも飛び火し、戦火は急速に拡大している。
米中央軍(CENTCOM)によると、今回の攻撃は約2時間にわたり、軍事司令部やミサイル・ドローン施設、沿岸監視・防衛拠点、海上戦力などを標的にした「重い波」だという。イラン国営メディアは南部のバンダルアッバース、キシュ島、ケシュム島などで爆発音が確認されたと報じている。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー きっかけは、米軍が「イランによるミサイル攻撃の試み」への報復と説明する一連の応酬。しかし事態はさらに複雑化している。エジプトのダミエッタ港では、米国所有の船舶がドローン攻撃を受け炎上。これまで戦闘に巻き込まれていなかったエジプトが初めて被害に遭った形だ。
さらにクウェートでは、中国企業の建物へのイランによる攻撃で作業員1人が死亡。クウェート政府は「イランの攻撃で1人が死亡した」と発表している。イラン革命防衛隊(IRGC)は、米軍のケシュム島空爆で幼い子どもを含む家族3人が死亡したことへの報復として、ヨルダンのアルアズラク空軍基地(米F-35戦闘機が配備)を攻撃したと声明を出した。同基地では前日に続きイランのミサイルを迎撃したという。
IRGCは声明で「米国は今日中に罰せられる」と警告。さらに「数千キロ離れたところから来たよそ者が干渉することを許さない」「ホルムズ海峡は米当局の誇張や脅迫が続く限り再開できない」と、海峡封鎖の継続も示唆している。
イラン外務省は、オマーン当局者との協議をテヘランで継続中だとしている。一方、イスラエル軍はガザ地区で攻撃を行い、子ども2人を含む少なくとも4人のパレスチナ人が死亡、数十人が負傷した。
米国は前回のヨルダン基地攻撃への報復として「重い空爆の波」を実施したと説明するが、イラン側は「米国の誇張と脅迫」が原因だと反論。双方の主張が真っ向から対立し、サウジアラビアもイランのイラク国内の代理勢力に対して米軍と合同空爆を行うなど、戦線はどんどん広がっている。中東全域が火薬庫と化しつつある。
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