トランプ大統領搭乗のヘリ、旅客機と接近するトラブル…昨年の衝突事故後に強化した安全ルール違反か
トランプ大統領を乗せた大統領専用ヘリ「マリーンワン」と、離陸したばかりの旅客機が異常接近するトラブルが起きた。幸い衝突は免れたが、2025年1月の空中衝突事故で67人が死亡した教訓を経て強化されたばかりの安全ルールに違反した可能性があり、米運輸安全委員会(NTSB)と連邦航空局(FAA)が調査に乗り出した。
トラブルが起きたのは現地時間8月4日午後。マリーンワンがロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港に着陸しようとした際、ちょうど旅客機が離陸したという。ホワイトハウスを出発した直後のタイミングで、両機は接近したものの衝突コースにはなく、FAAの予備調査では「一時的に間隔が確保できなくなったが、その後互いに離れていった」と説明されている。管制官は民間機パイロットとマリーンワンのパイロット双方と交信していたという。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro この空港周辺は軍用機と民間機がひしめく過密空域。昨年1月29日には、旅客機と陸軍のブラックホークヘリが空中衝突し67人が死亡する大惨事が起きた。FAAはその後、ヘリが反対ルートを通過する際は離着陸をすべて停止する方針を決めていた。今回の事案はまさにそのルールに抵触した可能性がある。
ホワイトハウス報道官のクシュ・デサイ氏は「マリーンワンのパイロットは世界有数の航空士であり、大統領が危険にさらされることは一度もなかった」と強調。海兵隊も自軍パイロットの対応を擁護した。ただ、軍と民間管制官との間で過去にもコミュニケーション不足が問題視されており、今回のトラブルで再び安全対策の穴が指摘されそうだ。
「まさか大統領が乗ってる最中に?」とヒヤリとするニュース。航空ファンならずとも気になる展開だが、とりあえずトランプ氏も無事で何より。とはいえ、67人もの犠牲を出した事故からまだ1年半。安全神話が揺らぐ前に、しっかり検証してほしいところだ。
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