トランプ氏「イスラエルは米国なしでは生き残れない」 ネタニヤフ首相との会合前に爆弾発言
トランプ米大統領が、盟友であるイスラエルに対して「我々なしでは生き残れない」と、かなりストレートな物言いで切り出した。話題となったこの発言は、イスラエルのネタニヤフ首相がホワイトハウスを訪れるわずか数時間前、大統領専用機エアフォースワンの中で記者団にぶつけられたものだ。
「正直なところ、我々は多くの国にとても親切にしている。その国々は、我々なしでは生き残れないんだ」と切り出したトランプ氏は、さらに畳みかけるように「誰が我々なしで生き残れないと思う?イスラエルだ。ビビ(ネタニヤフ首相の愛称)が来たら、彼がそう言うだろう」と続けた。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro この会談は、トランプ氏が大統領に就任してから8回目の首脳会談となる。ネタニヤフ首相は会談に先立ち、議題は「まず何よりもイラン問題だが、すべての課題について話し合う」とコメント。報道によれば、彼は「傾聴モード」でワシントン入りするというが、実際にはイランに対する軍事行動の拡大を望んでいるらしい。
背景には、今年2月28日に行われた米イスラエル共同によるイラン施設への攻撃がある。これが中東での大規模な紛争の火種となり、イラン側も報復として各地の施設を攻撃。さらにホルムズ海峡を封鎖するという、国際社会を震撼させる行動に出た。内部関係者は「ネタニヤフ首相は、ホルムズ問題だけにとどまらない議論を望んでいる」と語っている。
さらに、ネタニヤフ首相はトルコが米国製F-35戦闘機の購入を検討していることにも懸念を示す見通し。イスラエルの地域における軍事優位性が損なわれることを危惧しているようだ。ホワイトハウス筋によれば、トランプ氏は会談で「イラン紛争、レバノンでの三者枠組みの進展、そしてアブラハム合意の拡大」について話し合う予定だという。
一方、トランプ氏はミシガン州での演説で「米軍への過去最大の投資」を行っていると強調。「イラン・イスラム共和国に対して大きく勝利している。彼らが核兵器を決して持てないようにしているんだ」と述べ、イランを「中東のいじめっ子」と表現。「奴らを買収することはできない。打ち負かすしかない。そして我々は徹底的に打ちのめしている」と、相変わらずの強気な姿勢を見せた。とはいえ「今は非常に友好的な交渉が進んでいる」とも語っており、今後の展開は予断を許さない。
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