アトピー持ちの20〜40代、帯状疱疹リスクが最大51%増の衝撃データ
アトピー性皮膚炎で肌がカサカサ、かゆくて眠れない…そんな日々に加えて、もう一つ気にしたほうがいい病気が見つかった。なんと、アトピー持ちの人は帯状疱疹(たいじょうほうしん)になるリスクが28%も高いという研究結果が出たんだ。
イギリスで1340万人以上の医療記録を1997年から2023年まで追いかけた超大規模な研究。帯状疱疹の患者は全体で約33万人確認され、そのうち約7万7000人がアトピー性皮膚炎の人だった。ステロイドや免疫抑制剤といった、それだけで帯状疱疹リスクを上げる薬の影響を差し引いても、アトピーと帯状疱疹の関連はほとんど変わらなかったというから驚きだ。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 特に注目なのが年齢別のデータ。一般的に帯状疱疹は高齢者がなるイメージだけど、この研究ではなんとアトピー持ちの30〜40歳は、アトピーがない同年代と比べて帯状疱疹リスクが51%も高かった。40〜50歳でも42%の増加。50歳以上になるとその差は縮まるんだけど、研究者いわく「イギリスでは70歳以上に帯状疱疹ワクチンが推奨されている影響で、実際よりリスクが低く見えている可能性がある」とのこと。若いアトピー患者が先に帯状疱疹にかかってしまって、高齢層のデータに残っていないという仮説も。
重症度も関係していて、軽度のアトピーで22%増、中等度で28%増。そして光線療法や強力な免疫抑制剤を使う重症例では、なんとリスクが2倍以上に跳ね上がる。ただし、重症アトピーとその治療薬の影響が絡み合っているため、「病気そのもののせいなのか、治療薬のせいなのか」を切り分けるのは難しいとの注釈つき。
研究チームは「アトピー性皮膚炎の人はそもそも感染症にかかりやすい体質だという過去の研究もある。今回の結果は、帯状疱疹ワクチンの接種基準を見直すきっかけになるはず」とコメント。実際、イギリスでは成人の約4.3%がアトピーを抱えているが、現在のワクチンガイドラインはアトピー患者を特別扱いしていない。
ちなみに、最近アトピーの治療で使われ始めたJAK阻害薬という新しい薬は、もともと帯状疱疹の副作用リスクが知られている。今回の研究データの大半はこの薬が普及する前のものだから直接の影響はほぼないけど、今後アトピー患者がこの薬を使う場合は特に注意が必要かも。
「え、アトピーで帯状疱疹になるの?」と思ったあなた。皮膚のトラブルだけじゃなかったんだ。まだワクチン未接種のアトピー持ちは、医者に相談してみる価値ありかもね。
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