トランプ氏が「ロシアのエージェント」? FBIが極秘調査していた機密文書が公開
「まさか、現職大統領がロシアのスパイだったらどうする?」――こんな極秘の仮説を基に、FBIがドナルド・トランプ氏(当時大統領)を対象に調査を進めていたことが、新たに機密解除された文書で明らかになった。
問題の調査は「オックスファード・コンマ」というコードネームで、2016年大統領選におけるトランプ陣営とロシアの協力関係を探った「クロスファイア・ハリケーン」と連動していた。発端は2017年5月、トランプ氏が当時のFBI長官ジェームズ・コミーを解任したこと。FBI内部では「これはロシアの指示でやったのでは?」という疑念が一気に膨らみ、トランプ氏がロシアの“資産(エージェント)”として動いている可能性を本気で探り始めたという。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 解任の理由についてトランプ氏は、コミー長官がヒラリー・クリントン元国務長官のメール問題を適切に処理しなかったためだと説明。しかし一部のFBI幹部は「大統領がロシアの意向を受けて長官をクビにした」と受け止め、捜査に踏み切った。機密解除されたFBIの内部メモにはこうある。「これまでに提示された事実と状況に基づき、FBIは本捜査の開始が、問題とされる活動がもたらす重大な国家安全保障リスクに対処するための、最も侵襲性の低い方法であると判断する」。
ところが、この大胆な仮説を裏付ける証拠はついに出なかった。捜査は2019年4月9日、トランプ氏への起訴なしで終了。政権当局者も「エージェント説を裏付ける証拠は一切なかった」と認めている。
トランプ氏自身は一貫してロシア疑惑を「デマ」「魔女狩り」と決めつけてきた。そんな中、今回の文書公開を行ったのは、トランプ政権で選挙公正タスクフォースに参加するジョン・ソロモン氏。彼はX(旧ツイッター)でファイルを公開した上で、「特別検察官ジョー・ディジェノヴァは、オックスファード・コンマの開始を、トランプ大統領の市民的自由を侵害する犯罪陰謀の明白な行為として扱うべきだ」と訴えている。
つまり「FBIこそがトランプ氏を標的にした違法な陰謀を仕組んだ」という主張だ。ロシア疑惑の“捜査する側”と“される側”の全面対決は、まだ終わりそうにない。
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