ハリウッドの豪華ドラマ、1シーズンで二酸化炭素1万4000トン
ハリウッドって、映画や授賞式で「地球を守ろう!」って熱く語るイメージあるじゃないですか。ドキュメンタリー作ったり、ステージでサステナビリティを称えたり。でもね、カメラの裏側では全然エコじゃないって話なんです。
実は、映画やテレビの制作ってめちゃくちゃ資源を使うんですよ。ディーゼル発電機にプロダクション用トラック、飛行機移動にホテル泊、エネルギー消費、使い捨て備品…。その結果、制作1シーズンで二酸化炭素(CO2)を1万4000トン以上吐き出す高予算ドラマもあるとか。スタジオの大作映画でも約3370トン。2025年には、映画・テレビ・ニュース放送・映画館・ストリーミング・家庭での視聴を全部合わせて、アメリカの“スクリーン・エコシステム”全体で2270万トンもの炭素を排出したそうです。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー でも、ここで意外な事実が発覚。その排出の約71%は、実は制作現場じゃなくて、毎日コンテンツを楽しむ約1億2500万世帯の「視聴」から来てるんだとか。作るより観る方が環境負荷デカいって、なんか皮肉ですよね。
そんな中、業界内で「もっと即効性のある対策はないの?」って声が上がってるんです。木を植えたり電気自動車に切り替えたりするのは大事だけど、効果が出るまで何年もかかる。そこで注目されてるのが、アメリカ全土に約300万本もある「放置された油井」の存在。
これらの油井、もう燃料も出さず仕事も生み出さず、ただひたすらメタンガスを漏らし続けてるんです。メタンはCO2より20年単位で見ると温室効果が数十倍強いやつ。土地や空気、水、野生動物にも悪影響。そんな中、Well Done Foundationという団体が、その油井を探し出してガス漏れを測定し、永久に密閉して周辺の土地を再生する活動をしてます。
今回、その活動にハリウッドが乗り出すことに。Atlantic Media Group PLCのリン・シャイド会長が主導し、2027年から参加する映画・テレビ・メディア作品の炭素排出量を測定し、その量に応じてWell Done Foundationに寄付する仕組みを作るそうです。要するに、予算やスケジュールと同じように、炭素会計を制作現場に組み込もうってわけ。
すでにBAFTAのalbertやGreen Production Guideみたいなツールで排出量を推定できるようになってるけど、次はそれを実際の行動に移す段階。ハリウッドが「環境に優しい」って顔をするなら、まずは自分たちのビジネスがまき散らす汚染と向き合わなきゃってことですね。今回の取り組みは、業界に対する「さあ、やる気あるの?」っていう挑戦状みたいなもんです。
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