スワイプするたび恋が軽くなる?26歳平均の調査で判明した衝撃の関連性
「いいね」をタップするたびに、恋愛の重みが薄れていく――そんな研究結果が話題を呼んでいる。
ブダペストのパーズマーニ・ペーテル・カトリック大学などの研究チームが、イラン人の成人664人(平均年齢26歳、18〜60歳)を対象に調査したところ、マッチングアプリやアダルト動画への“やめられない”使い方(問題使用)が強い人ほど、ロマンチックな恋愛に深い意味を見いだせなくなる傾向が確認された。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 具体的には、対象者を「恋愛の本質をじっくり考えるか」「恋愛が人生にとって意味あるものか」「恋愛を実利的・懐疑的に捉えるか」「すぐに恋に落ちやすいか」という尺度で測定。その結果、問題使用スコアが高い人ほど「恋愛の意味」を低く評価し、逆に「お金や実利」を重視する傾向が強く、さらに「恋愛にすぐのめり込む(感情的乱交性)」スコアも高かった。
意外なのは、両方の問題使用が互いに強く関連していた点だ。アプリにハマる人はアダルト動画にもハマりやすく、その相乗効果で恋愛観がさらに歪む可能性が示唆された。
ただし、これは「恋愛を軽く見る人がアプリに依存する」のか「アプリが原因で恋愛観が変わる」のか、因果関係までは断定できない。調査はあくまで1時点のスナップショットであり、被験者もイランの心理学系SNSで募った自主参加型。国によるアプリや動画の規制(アクセスにVPNが必要)や、文化的な性的慎み深さの影響も考慮する必要がある。
それでも、研究チームはこう解釈する。「アプリの仕様上、数枚の写真と短いプロフィールで瞬時に判断し、浅い会話が続く。アダルト動画は感情的な親密さを脇に置き、肉体的快楽を優先する。こうした経験が積み重なると、ユーザーは『恋愛は簡単に代替可能で、一瞬のもの』と無意識に適応してしまうのかもしれない」。
一方、希望的なデータもあった。SNSを「マインドフルに(意識的に)」使っている人ほど、問題使用のレベルが有意に低かったのだ。つまり、無意識のスクロールをやめて「今、何を見ているか」を自覚する習慣が、依存を防ぐ鍵になる可能性がある。
「アプリは恋愛を見つけるために作られたはずなのに、最も依存している人にとっては、恋愛の意味そのものを静かに書き換えている」――研究はそんな問いかけを残している。
もちろん、あなたの恋愛観がアプリで決まるわけではない。だが、もし「最近、恋愛が軽く感じる」なら、自分のスワイプのしかたをちょっと見直してみるのも悪くないかもしれない。
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