100メートル落下しながらヒグマに襲われ死亡…33歳男性の悲劇
グレイシャー国立公園で、33歳の男性がヒグマに襲われて死亡するという痛ましい事故が起きた。同公園での熊による死亡事故は1998年以来、実に28年ぶり。しかも、このクマは「驚いただけ」という理由で、殺処分の対象にはならなかったらしい。
亡くなったのはフロリダ州フォートローダーデール在住のアンソニー・ポリオさん(33)。今年5月、彼は一人でマウント・ブラウン展望台トレイルをハイキングしていた。このトレイルは公園内でも最も急なコースのひとつで、彼は友人に「展望台で夕日を見るつもりだ」とメッセージを送っていたという。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 問題は、その時点でトレイルには前の冬に倒れた木が多数散乱していたこと。報告書によると「暗闇と倒木のせいで、熊とポリオさんはお互いが非常に近づくまで気づかなかった」とのこと。襲撃は午後9時30分ごろだった。
ポリオさんはなんとか熊よけスプレーを噴射したものの、そのままトレイルから転落。斜面を約100フィート(約30メートル)も転げ落ちた。しかも、熊は彼が落ちていく間も襲い続けていたらしい。血痕などの証拠から判明した。
その後、熊はいったん攻撃をやめて去った。ポリオさんは這って斜面を登り返し、約18フィート(約5.5メートル)進んだところで、なんと熊が戻ってきて彼の頭に噛みついた。調査官いわく、これが「とどめの一撃」だった。熊はすぐにその場を去ったという。
遺体はトレイルから約50フィート離れた、倒木の多い密林の中で発見された。調査の結果、DNA鑑定から熊は少なくとも15歳以上で、おそらく生涯をこの公園周辺で過ごした個体と判明。しかし、野生生物管理のプロトコルでは、これが「待ち伏せ型」ではなく「驚いたことによる防衛的攻撃」と判断されたため、熊を殺処分する必要はないという結論に。
報告書は「ポリオさんは驚いたヒグマによる防衛的攻撃の犠牲者になったようだ」と述べている。
モンタナ州魚類野生生物公園局によると、グレイシャー国立公園とその周辺での熊の襲撃は非常に稀で、1967年以降わずか10件しか記録されていない。最も有名なのは1967年、2頭の別々の熊が同じ夜に数マイル離れた場所で2人の女性を殺した事件だ。
「熊に出くわさないためのアドバイス」として、報告書は「熊の生息地では常に警戒し、視界が悪いときは特に注意」「話す・歌う・手を叩くなどして音を出す」「熊よけスプレーを携帯する」「夜間や単独でのハイキングは避ける」を推奨している。
まあ、熊にしてみれば「こっちもびっくりしたわ」ってところなんだろうけど、人間からするとたまったもんじゃない。自然は時に残酷だ。
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