米人気キャスターの母誘拐事件、身代金4億円要求から一転「死亡」のメモ
米国の人気キャスター、サバンナ・ガスリーさん(「トゥデイ・ショー」司会)の母親が行方不明になってから、はや6カ月。警察が新たに2通の身代金要求メモを公開したことで、事件はさらに不可解な様相を呈している。
行方不明になったのはサバンナさんの母親、ナンシー・ガスリーさん(84)。今年2月1日、アリゾナ州ツーソンの自宅から忽然と姿を消した。ピマ郡保安官事務所が金曜日に公開したメモは、2月に地元メディアや全国メディアに送られたもので、警察は「筆跡や文体を知っている人はいないか」と一般からの情報提供を呼びかけている。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 最初のメモは2月2日付で、サバンナさん宛て。そこには「母親は無事だが怖がっている」と書かれ、身代金として400万ドル(約3億円)を仮想通貨で要求。もし要求が呑まれなければ金額が増えると脅し、「これ以降連絡は取れない。交渉はしない。ゲームをするな。警察も君を助けられない」と冷酷な文言が並んでいた。
ところが、2通目のメモはガスリー家宛てで、内容は一転。「彼女の体調の深刻さを理解していなかった。危害を加えるつもりはなかった。拉致直後に亡くなった。心臓関連だと思う。自然の中に埋葬した」と綴られ、「何をしても結果は変わらなかった。あなた方が平穏を見つけられるよう願っている。本当に申し訳ない」と謝罪の言葉が添えられていた。
保安官事務所は「これらのメモは、書き手の心理や動機、時間の経過によるトーンの変化を知る貴重な手がかり」と説明。さらに、ナンシーさんの自宅のドアベルカメラには、1月31日から2月1日にかけて、身元不明の男性が「何かの準備をしているような様子」が映っていたという。
サバンナさんは先日もインスタグラムに悲痛な動画を投稿。「お母さんが連れ去られてから何カ月も経った。家族は苦しみの中で悪夢を見続けている」と涙ながらに訴え、「今すぐ正しいことをしてほしい。どこを探せばいいか教えてほしい。正しいことをするのに遅すぎることはない」と拉致犯に直接呼びかけた。
ナンシーさんの安否は今も不明。警察は捜査を続けているが、メモの内容が真実なのか、それとも誘拐犯による攪乱工作なのか、全く見通しが立っていない。
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