シークレットサービス現職エージェント、フラタニティのリンチ儀式で逮捕「腎臓損傷で死亡リスク」
アメリカのシークレットサービス(大統領警護など担当)の現役エージェントが、大学のフラタニティ(学生社交クラブ)で行った“儀式”がえらいことになっている。
逮捕されたのはマイアミ現地支局勤務のマルケス・クリストファー・ピンダー(29)。2023年からシークレットサービスで働いてきたエリートだ。彼を含む3人が、Kappa Alpha Psiというフラタニティのマイアミ支部に関連した暴行事件で起訴された。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 何が行われたかというと、4月の4夜連続で、新入り候補の学生2人が**ステッキやパドル(板)で何度も叩かれる**というリンチまがいの儀式。被害者2人はその後病院送りになった。
ピンダーはフラタニティ内で「新入り監督役」と呼ばれていたらしく、起訴内容は「 deadly weaponを使った儀式行為」「重傷を伴う加重暴行」「殺人未遂」と重い。
証拠書類によると、この暴行は「フラタニティの歴史やルールに関する質問に正しく答えられなかった」という理由で行われた。4夜目に、1人の被害者のズボンに血が染み出ているのを見てようやく中止。幹部連中は2人に服を脱がせ、ゴミ袋に入れて帰れと指示したというから、もはや人間扱いしていない。
1人の被害者はその後、激しい痛み・嘔吐・発熱で入院。**臀部の皮膚移植手術**を受け、**腎臓にも損傷**があった。医者いわく「緊急処置がなければ腎不全で死亡していた」とのこと。もう1人の被害者も最初は「叩かれた」と否定していたが、医療記録では重症で入院し、**気管挿管(人工呼吸器)処置**を受けていた。
シークレットサービスのマイアミ支局長マイケル・タウンゼントは「不正行為があれば、調査と司法手続きの完了後、迅速かつ適切に対処する」とコメント。フラタニティ本部は現時点でノーコメント。
フロリダ州では2005年に、深刻な傷害を伴う儀式を重罪とする法律ができている。きっかけは2001年、マイアミ大学1年生のチャド・メレディスが、フラタニティ幹部にそそのかされて湖を泳いで渡ろうとして溺死した事件。
地元の州検事キャサリン・フェルナンデス・ランドルは「フロリダでは、儀式は虐待であり犯罪だ。被害者は墓の中や病院のベッドに横たわることがあまりにも多い」と語っている。
国家の要人を守るはずのエリートが、学生相手にこんな“通過儀礼”を仕切っていたとは、皮肉を通り越してあきれるレベルだ。
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