幽霊を見ると人生が好転する?5000人調査で判明した衝撃の事実
「幽霊を見た」「誰もいないのに声が聞こえた」「見えない存在を感じた」——そんな不思議な体験、実は結構普通のことらしい。しかも、長い目で見ると人生にプラスに働くケースが多いという。
ブラジルの研究チームが5000人以上の成人を対象に実施した調査によると、こうした「非日常体験」は臨床研究が想定するよりはるかに一般的で、しかも大抵は悪いことではないという。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 研究チームは「非日常体験インベントリ」と呼ばれる調査ツールを使い、38種類もの珍しい体験をカバー。激しい喜びや畏怖の念、思いやりから、音や幻視、故人の存在を感じる体験、体外離脱、深い意味を感じる瞬間まで、幅広く尋ねた。
ポイントは、これを「精神疾患の症状」か「宗教的な啓示」のどちらかに決めつけず、まずは「何が起きたか」「どう解釈したか」を中立的に聞いたこと。既存の調査は「神の存在を感じたか?」と宗教寄りだったり、逆に「思考の乱れ」と臨床的に捉えたりと、最初からバイアスがかかっていた。
実際の結果は興味深い。体験した人の約60%は起きていて意識もはっきりしており、飲酒や薬物の影響下にあったのはわずか3%未満。病気だった人も3%未満で、医者が真っ先に疑うような原因はほとんどなかった。
体験の長さは短く、約3分の2は数分以内で終わり、4分の1以上は一瞬だった。約40%は一人でいる時に起こり、大半は大人になって初めて経験したという。
「なぜそれが起きたのか」と聞かれると、約3分の1は「誰かや何かのせいだとは思わない」と回答。「偶然」が最も一般的な答えで、次に「何かのサインやメッセージ」が続いた。約48%は体験を「精神的・宗教的」と表現した。
最も注目すべきは長期的な影響だ。約20%が体験直後にネガティブな反応を示し、約25%が苦痛や不快感を報告した。ところが、長期的な影響を尋ねると、約51%が「人生にポジティブな影響があった」と回答。逆に「悪影響が続いた」のは約15%だけだった。
「最初は不安でも、後になって良かったと思える人が半数以上いるというのは、精神医療の常識を覆す発見かもしれない」と研究者は指摘する。
調査はブラジルで行われたため、文化や社会経済的背景が異なる地域にそのまま当てはまるとは限らないが、カトリック、福音派、心霊主義、アフロブラジル系伝統が混在するブラジルは、こうした体験を「説明すべき異常」ではなく「精神生活の一部」と捉える文化を調べるのに適した場所だった。
要するに、幽霊を見るのは別に頭がおかしいからじゃないし、むしろ人生のスパイスになっているかもしれない——という話だ。
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