ミレニアル世代は「映え」のために秘境へ、団塊世代は無関心…2812人調査で世代間ギャップ
旅行先を決めるとき、「この場所の写真をインスタに上げたら、どれだけ“いいね”がもらえるか」を考えたことはあるだろうか。どうやらその感覚には、世代によって驚くほどの差があるらしい。
米ジョージア大学とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームが、6カ国2812人を対象に実施した調査で、SNSで旅行写真を投稿したときに得られる「ステータス」(周りからどう見られるか)が、旅行先への興味にどれだけ影響するかを世代別に分析。結果は見事に世代間ギャップを描き出した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 最も顕著だったのは、**ミレニアル世代の「映え」への執着**。キューバやスロベニアといった「ちょっと通好みな場所」への旅行意欲が、SNSでの評価に大きく左右される傾向が確認された。研究者は「彼らは他の人と“同じ”ではなく“目立つ”旅行を求めている」と分析する。
一方、**団塊世代(ベビーブーマー)はほぼ無関心**。調査対象となったすべての目的地で、SNSステータスと旅行意欲の関係が最も弱かった。年配の旅行者にとって、写真をアップしたところで友達からの評価が上がるとは思っていないし、そもそも気にしていないようだ。
興味深いのは、**Z世代のフランスに対する反応**。パリのような超メジャーな観光地については、SNSステータスと旅行意欲の間に統計的に有意な関係が見られなかった。研究者は「Z世代は目新しいものを好むため、メジャーな場所では同世代との差別化が図れない」と推測する。
そして、意外な拾い物が**X世代**。フランスやアメリカといった定番の観光地では、SNSステータスと旅行意欲の結びつきが全世代中最も強かった。ミレニアル世代を上回る結果に、「ミレニアルの親世代こそが“映え”を狙っている」という皮肉な構図も浮かび上がる。
研究チームは「旅行マーケティングには世代ごとの戦略が必要」と提言。秘境アドベンチャーはミレニアルに刺さるが、団塊世代には響かない。定番観光地を売り込むなら、ウェブだけでなく紙媒体なども併用したほうがいいかもしれない。
「この写真、ちょっと自慢できるでしょ?」という気持ちが旅行先を決めるのは、どうやら若者に限った話ではない。X世代がこっそり狙っている姿を想像すると、なかなか面白い。
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