LSU女子大生が飲酒後に集団強姦され道路に放り出され死亡、被告の男が逆ギレの戦術
2023年、ルイジアナ州立大学(LSU)のチアリーダー、マディソン・ブルックスさん(当時19)が、飲酒後に3人の男に車の後部座席で集団強姦されたうえ、道路に放り出されてトラックにはねられ死亡した事件で、被告の一人デズモンド・カーター被告(21)の裁判が8月17日に始まる。
カーター被告はカイボン・ワシントン被告、ケイセン・カーバー被告とともに強姦罪で起訴されている。検察によると、4人はバーで一緒に飲酒した後、車内でブルックスさんを襲ったという。一方、被告側は「合意の上の性行為だった」と強姦を否定している。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 防犯カメラには、ブルックスさんがよろめきながら幹線道路に飛び出し、走行中のトラックにはねられる衝撃的な映像が残されている。検死の結果、彼女の血中アルコール濃度は0.319%と、運転免許の法定基準値の約4倍に達していた。
さらに悪質なのは、被告側の弁護戦術だ。昨年、カーバー被告とカーター被告の弁護士は「ブルックスさんの体に見られた性的暴行の痕跡は、私たちの依頼人によるものではない」と主張。なんと「彼女は前夜に別のLSUの学生と合意の上でセックスしており、その時にできた傷だ」と、被害者を貶める内容の書類を法廷に提出したのだ。
この動きに対し、ヒラリー・ムーア地区検事は「完全に不適切で、法律の適用ルールに反する」と激怒。裁判官も「無関係」として却下した。
そして今度は、カーター被告の弁護士が「ブルックスさんの支援者が法廷でピンク色の服を着るのは、陪審員を威圧する」と主張し、着用禁止を求める異様な申し立てを行っている。ブルックスさんの家族や支援者は、彼女の好きな色だったピンクを身につけて法廷に出席してきた経緯がある。
弁護側は「法廷内にカーニバル的な雰囲気を作り出すと、被告の公正な裁判を受ける権利を侵害する」と過去の判例を引用。しかし検察はこれを「事実の甚だしい誤認」と一蹴している。
被害者の遺族は既に大切な娘を失っている。そんな中で、加害者側が「ピンクが不公平」と被害者の好きな色すら奪おうとする姿勢に、怒りと悲しみが広がっている。
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