33年愛された伝説のコースター、8月に完全引退…後釜は“復讐”
フロリダのテーマパーク「Busch Gardens Tampa Bay」で、開業から33年にわたってスリルを提供し続けてきた伝説のジェットコースター「Kumba」が、2026年8月2日をもって完全にクローズした。
1993年にオープンしたKumbaは、当時「世界一高い垂直ループ」(高さ114フィート=約34.7メートル)を誇り、さらにフロリダ州で最も高く、最も速く、最も長いコースターとしてデビュー。135フィート(約41メートル)の急降下やダイブループ、ゼロGロール、コブラロール、そして2連のコルクスクリューなど、7回もの反転を体験できる超本格派だった。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 当時はディズニーやユニバーサルに対抗する存在として、同パークを一躍スリル好きの聖地に押し上げたが、年々進化する最新鋭コースターに押され、徐々に来場者の注目を集めにくくなっていた。今年初め、パーク側は「33歳の誕生日を迎えた直後にクローズする」と発表。ファンの間では惜しむ声が相次いだ。
Busch GardensはSNSで「1993年にデビューしたKumbaは、スリルライドの新基準を打ち立てた。アイコニックな轟音とともに、パークに確かな足跡を残した」と賛辞を贈った。
しかし、終わりは新たな始まりでもある。同パークはKumbaのクローズに合わせ、1億ドル(約150億円)規模の投資計画を発表。跡地には後継アトラクション「Kumba’s Revenge(クンバの復讐)」が登場する。声明では「進化と革新的なアトラクション提供へのコミットメントの一環。Kumbaの精神を受け継ぎながら、新たなスリルの時代を切り開く」と意気込んでいる。
詳細はまだ明らかになっていないが、「復讐」という名前にすでに期待と憶測が飛び交っている。「Kumbaはただのコースターじゃなかった。あの音とGが全てだった」「復讐ってどんな仕掛けなんだろう。倒れる前にもう一度乗っておけばよかった」とファンは複雑な胸中を語る。
33年間、多くの絶叫マニアをうならせたKumba。その遺伝子を受け継ぐ新コースターが、再びフロリダのスリル界を揺さぶることになるのだろうか。
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