トランプ政権関係者が「67億ポンドのインサイダー取引」疑惑 イランが告発
イランがトランプ米政権の高官らを「石油市場のインサイダー取引」で非難している。疑惑の規模はなんと90億ドル(約67億ポンド)に上るという。
問題の発端は、今年初めに米国とイスラエルがイランの重要拠点を共同空爆し、イランが中東各地の施設を攻撃、さらにホルムズ海峡を封鎖したこと。世界の石油取引の約5分の1が通過するこの海峡は、戦況次第で開閉を繰り返し、国際市場を大混乱に陥れている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon イラン当局関係者によると、テヘラン側は「Axios」の報道とトランプ政権内部の情報漏えいが連動したとみている。2026年4月から5月にかけて、イラン戦争に関する大きな発表の直前に、石油先物市場で奇妙なタイミングの取引が何度も発生。これらはすべてAxiosの報道と関連しているとイランは主張する。
「われわれは90億ドルのインサイダー取引の証拠を持っている」とイラン情報筋はXで発信。「The Hormuz Report」などもこの疑惑を報じた。そしてその背後にいるのは、イラン問題担当のスティーブ・ウィトコフ特使と、トランプ大統領の女婿であるジャリード・クシュナー顧問だというのだ。
イランの高官はすでに、JD・バンス副大統領に対して「クシュナーとウィトコフは交渉を悪用しており、合意よりも金融市場で内部情報を利用して利益を得ることに興味がある」と警告していたそうだ。
一方トランプ大統領は8月4日、記者団に「交渉は今も続いており、すぐに決着する」と語り、「ホルムズ海峡再開の合意ができた」と主張。しかしイラン外務省は即座に「米国との交渉は行っていない」と否定。トランプ氏はたびたび「これが良い文書にサインする最後のチャンスだ」とイランを脅しているが、イラン側はまったく相手にしていない様子。
政権高官が戦争や外交の内部情報を利用して先物で儲ける——もし事実なら、これはもう政治スキャンダルを通り越して、経済戦争の領域だ。イランは「証拠がある」と息巻いており、今後の展開次第ではトランプ政権にとって大きな火種になりそうだ。
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