ユニバーサル・スタジオでまさかの事態、麻疹患者が11時間滞在…数千人が接触の恐れ
ロサンゼルスの超人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で、ちょっと洒落にならない事態が起きました。なんと、麻疹(はしか)に感染した来場者が7月26日(日)の午前10時から午後9時までの11時間もの間、園内をウロウロしていたんです。
この人物は滞在中ずっと感染力があったそうで、ロサンゼルス郡公衆衛生局は「数千人の来場者がウイルスにさらされた可能性がある」として緊急警告を発令。現在、接触した可能性のある人の追跡調査が行われています。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ちなみにユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは年間約960万人が訪れるカリフォルニア有数の観光地で、1日あたり約2万6000人が来場。イギリス人観光客にも大人気のスポットです。
麻疹は「地球上で最も感染力が強い感染症」と言われていて、ワクチン未接種の人が感染した場合、10人中9人が発症するという恐ろしさ。感染者の咳やくしゃみで飛び散る小さな水滴でうつり、ウイルスは空気中に最大2時間も残り続けます。
ロサンゼルス郡公衆衛生官のムントゥ・デイビス医師は「夏の旅行シーズンに入り、感染症にさらされるリスクが高まっています」とコメント。「特に旅行前や混雑したイベントに参加する前には、自分の免疫状態を確認し、必要ならMMR(麻疹・おたふく風邪・風疹混合)ワクチンを接種してほしい」と呼びかけています。
MMRワクチンは2回接種で麻疹の発症を約97%防ぐ効果があり、現在もっとも有効な予防手段とされています。
麻疹の初期症状は高熱、咳、鼻水、目の充血などで、数日後には特徴的な赤い発疹が顔から全身に広がります。特に赤ちゃんや妊婦、免疫力が低下している人、ワクチン未接種の人は重症化リスクが高く、肺炎や脳炎、入院、まれに死亡に至るケースもあるため注意が必要です。
当日ユニバーサル・スタジオを訪れた人で症状が出た場合は、家にこもって人混みを避け、病院に行く前に電話で医療機関に連絡するよう指示が出ています。他の人にうつさないためにも、このルールは守りたいところです。
「まさかテーマパークで麻疹にやられるとは」と笑い話にできないのが現実。夏休みに海外旅行を計画している人は、自分のワクチン接種歴を確認しておいたほうが良さそうです。
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