「小さなニキビ」と思ったら皮膚がん。目覚めた顔には60針の傷跡
「目を開けたら、顔に60本の縫い糸があった。まるでフランケンシュタインみたいで、自殺まで考えた」——そう語るのは、アメリカ・フィラデルフィア在住のアンナ・パパリアさん(48歳)。500万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーでもある彼女は、10代の頃に日焼けサロンに通い、日焼け止めも使わずに真っ黒に焼いていたという。
すべては5年前、鼻の横にできた小さな「できもの」から始まった。最初にかかった皮膚科医からは「ただの嚢胞だから気にするな」と言われ、アンナさんも「小さなニキビみたいなもの」と気にしていなかった。ところが2年後、エステティシャンに「この奥にしこりがある」と指摘され、別の皮膚科医に診てもらうことに。その医師は一目見て即座に生検を勧め、切除した組織を検査に出した。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 結果は「基底細胞癌(BCC)」——紫外線が主な原因となる皮膚がんの一種だ。腫瘍は直径2.5センチにも及んでおり、顔の皮膚を大きく切除する必要があった。手術では、切除した部分を覆うために皮膚を引き伸ばすため、あごから頬にかけて長い切開が入れられ、アンナさんは60針もの縫合を受けた。
「麻酔は効いていたけど、自分の顔が切られている感覚はわかる。それも精神的にこたえた」と振り返る。術後の傷は痛みが1年半続き、完治には長い時間がかかったという。シリコン治療やレーザー治療を繰り返し、現在では傷跡はほとんど目立たなくなったが、「毎朝鏡を見るたびに思い出す。決して傷跡が好きになったわけじゃないけど、これと一緒に生きていくことを学んだ」と語る。
アンナさんは「10代の頃は『自分は大丈夫』って根拠のない自信があった。日焼け止めを塗らず、日焼けサロンに通い、何度もやけどした。母はちゃんと言ってくれてたのに無視した。今は自分の子どもに『日焼け止めを塗れ、帽子をかぶれ』ってうるさく言ってるよ」と苦笑い。
「小さなできもの」が「顔半分の傷跡」に発展するまで、たった5年。彼女は今、自分の体験をSNSで発信し、「絶対に日焼けサロンに行かないで」「ほくろやできものは放置しないで」と訴え続けている。
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