信仰心より大事? 宗教心のメンタル恩恵、実は「生きがい」と「SNS断ち」がカギだった
「宗教心がある人はメンタルが安定している」ってよく言われるけど、その理由は信仰そのものじゃなくて、人生の意味を感じているかどうかと、SNSでどれだけキツい投稿を目にするかにあるらしい。
国際学術誌に掲載された研究では、イスラエルのユダヤ人成人約3000人を対象に調査。敬虔なグループはそうでないグループより、最初からうつや不安、トラウマ症状が少なく、依存行動も低めだった。でも、統計的に「人生の意味」と「SNSでのヘイトスピーチや戦争映像への接触頻度」を差し引くと、その優位はほとんど消えた。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 具体的には、精神症状の面では宗教心の利点は消滅。ギャンブルやゲーム依存、ポルノ視聴といった行動嗜癖では逆転し、敬虔な人の方がむしろスコアが高くなった。唯一、薬物やアルコールの使用だけは、他の要素を考慮しても宗教心が保護的に働いていた。研究者は「飲酒や薬物は隠しづらいからコミュニティの目が抑止力になるが、ギャンブルやゲームはプライベートでやるから社会的圧力がかかりにくいのでは」と推測。さらに、閉鎖的なコミュニティではデジタルリテラシーが低く、禁止行動の代わりに別の報酬追求手段に走る可能性も指摘している。
調査は2025年2〜3月、ちょうど戦時中に行われた。当時はSNSに戦場の生々しい映像やヘイトスピーチが溢れ、スクロールするだけで心にダメージを受ける状態だったという。実際、敬虔なグループは世俗的なグループよりSNS利用時間が短く、そうした有害コンテンツに触れる機会も少なかった。
研究者は「人生の意味を見出すことと、SNSの使い方を見直すことは、宗教に関係なく誰にでもできる」と強調。ただし、この調査は一時点のデータで因果関係までは分からず、「目的意識が低いから依存症になるのか、依存症で目的意識が下がるのか」という卵が先か鶏が先かの問題は残る。
「宗教心のメンタル効果」の正体は、信仰そのものよりも、日々の生活に意味を見つけ、有害な情報から距離を置く習慣にあるのかもしれない。
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