「ケイト」と呼ぶな!英国人怒りの理由、実は本名は“キャサリン”だった
アメリカの大手メディアで長年働く記者が、自身のニュースレターで「プリンセス・ケイト」と何気なく呼んだところ、予想外の大バッシングに遭った。
「ケイトって、もう24年もアメリカでそう呼んでいたから、まったく意識せずに出てきた言葉だったんです」。ところが視聴者から「この王室コメンテーターはデタラメだ。名前すら正しく呼べないのか」「彼女の名前はキャサリンだ。敬意を払え」といったコメントが殺到。中には礼儀正しいものもあったが、かなり過激なものもあったという。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 問題の核心は、イギリス王室の正式なプロトコルにある。キャサリン妃は2011年にウィリアム皇太子と結婚する前から「ミドルトン」姓を使っていない。正式には「キャサリン、プリンセス・オブ・ウェールズ」、略して「キャサリン」もしくは「プリンセス・オブ・ウェールズ」と呼ぶのが正しい。それなのにアメリカのメディアは今でも「ケイト・ミドルトン」や「プリンセス・ケイト」と表記し続けている。
「これは怠慢でもなければ、もちろん敬意の欠如でもありません。ただ、目の前にあった言葉が『ケイト』だっただけ」と記者は弁解する。しかし、英国のエチケット指南書「デブレット」(1769年創設)を聖書のように扱う王室ファンからすれば、これは許せない間違い。SNSでも「彼女が15年も使っていない名前で呼ぶのは誤情報だ」と厳しい指摘が相次いだ。
この一件で記者は「事実を追求するジャーナリストとして、かなり動揺した」と打ち明ける。エンタメ業界30年近くのキャリアで、こんなに訂正が来たのは初めてだという。
結局、アメリカでは「ケイト」の愛称が定着しすぎて、今さら変えられない空気がある。しかし英国人からすれば「本名を呼ぶのが最低限の礼儀」。王室を巡る日米の温度差が、たかが呼び名一つで浮き彫りになった一件だった。
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